2025年7月 鎌倉中央公園で里山の夏を探すyoshidanaturalist7月10日読了時間: 2分もと里山だけあって野草や野鳥、虫が豊富 暑さを避けて木陰を歩き田畑が広がる奥までそぞろ歩き、帰路は涼しいバスで鎌倉駅へ公園協会ボランティア団体があちこちで作業していました ご苦労様です入り口近く 池にはカルガモ夫婦、ミシシッピーアカミミガメ、鯉がいました 一度だけカワセミが夫婦で飛びまわりました神社で見られる紙飾り、四手と果実の形が似ているから「イヌシデ」湿地へ降りると半夏生が群れ咲いていました 葉が白く化粧する時期は半夏(ハンゲ、7月初め頃)と呼ばれます花弁はなく雄しべと雌しべだけで地味なので昆虫を呼ぶため、上の葉だけが白く化粧して花を装います周りを飛び回っていたオスのシオカラトンボ 青い眼がかわいい!!シオカラトンボと縄張り争いをしていた大シオカラトンボ 体は青くて眼は黒い 一株だけまだ咲いていた花菖蒲 原種の野花菖蒲と同じ紫と黄色が美しいあちこちに咲いていたヤブカンゾウ おしべや雌しべが花ビラとはっきり分かれていないのは進化が遅れている証拠裏口近くでたたずむ獅子石 よく見ると右がライオンの横顔 左側は猪の横顔にも見える どちらにしても「シシ」ではある林縁にちらっと見えたヒメコウゾの果実 少し甘いが食感はジャリっとしてまずいアシ原のなかでスッと立ち上がっているガマの穂 上の軸は花粉を出し終えた雄花のなごり田んぼ道で出会ったチダケサシ。茎は見た目より硬く、昔はとったキノコを刺して持ち帰ったという白いホタルブクロがもう咲いていました。この花に捕まえた蛍を入れて提灯代わりして遊んだので、この名がついた。子供時代にやっていた!という人がいるので、作り話ではありません。気に巻き付かずに高く上ったフジのつる。どうやって上った?か当てた人が受講者中お一人いました!!休憩所の近くで発見したジャコウアゲハの幼虫。有毒のウマノスズクサの葉を食べて毒を体内に取り、野鳥に食べられないよう身を守っています。外見も同じ目的で毒々しい色にしています。
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