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特別公開の長寿寺から建長寺へ紅葉巡り

  • yoshidanaturalist
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:2 日前

⒓月1~7日まで公開されている長寿寺を訪ね、京都風の庭園を鑑賞。猛暑の影響で心配された紅葉ですが、

逆にここ数年よりきれいでまだら紅葉は少なめでした。予定の浄光明寺方面は紅葉がやや少なめなので、

後半は建長寺に変更。最後の紅葉を満喫できました。

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デザインされた石畳と苔と繊細な赤松、そして小ぶりな高尾カエデ(イロハモミジ)で構成された京風の庭園が心地よい。


まず円覚寺の入り口で紅葉狩り。例年になく一様に赤くなった紅葉です。
まず円覚寺の入り口で紅葉狩り。例年になく一様に赤くなった紅葉です。

民家の庭に4個付いていたカリンの実。そなままではおいしくないが、果実酒やのど飴などに利用される。
民家の庭に4個付いていたカリンの実。そなままではおいしくないが、果実酒やのど飴などに利用される。

長寿寺への沿道で目立っていたクチナシの実。中身は濃い黄色で食品の色付けに使われる。6本の綾があり、これが碁盤や将棋盤の脚のモチーフになった。
長寿寺への沿道で目立っていたクチナシの実。中身は濃い黄色で食品の色付けに使われる。6本の綾があり、これが碁盤や将棋盤の脚のモチーフになった。

冬に咲く八つ手の花。これは雄しべが目立つので雄花の状態。けっこう蜜を出しているのでそっと舐めると甘く感じる。
冬に咲く八つ手の花。これは雄しべが目立つので雄花の状態。けっこう蜜を出しているのでそっと舐めると甘く感じる。

こちらは長寿寺の裏庭。デザインされた美しさの表庭とは異なり、背景の山の起伏を生かした自然な構成。
こちらは長寿寺の裏庭。デザインされた美しさの表庭とは異なり、背景の山の起伏を生かした自然な構成。

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裏山も庭の一部と意識して立体感のある眺望となっている。下に見える赤みの強いカエデはオオモミジ。


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振り返ると正面に足利尊氏の墓。遺髪が埋められていると言われる。


薔薇の花に似せた山茶花の園芸種。花弁が中心まであるので雄しべは退化してほとんど見えない。
薔薇の花に似せた山茶花の園芸種。花弁が中心まであるので雄しべは退化してほとんど見えない。

鎌倉時代に中国から運ばれたと言われる建長寺のビャクシン。野鳥が落とした種で、洞からハゼノキが生えていた。
鎌倉時代に中国から運ばれたと言われる建長寺のビャクシン。野鳥が落とした種で、洞からハゼノキが生えていた。

建長寺奥のツワブキ、冬のキク科の花でかすかに青みがかっており、寒い黄色になる。
建長寺奥のツワブキ、冬のキク科の花でかすかに青みがかっており、寒い黄色になる。

半僧坊前のイチョウのじゅうたん。この翌日、造園屋さんに掃除されてしまった。
半僧坊前のイチョウのじゅうたん。この翌日、造園屋さんに掃除されてしまった。

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カエデとはまたちがった趣の桜の紅葉。カエデよりもかなりピンクがかってやさしい色合いになる。


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ゴールは半僧坊入口、心が折れる長い階段は避けて、ちょっとだけ登り、カエデとイチョウをゆっくり鑑賞しました。

 
 
 

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