2024年5月杉本寺から旧華頂宮邸へ歩く
- yoshidanaturalist
- 2024年5月9日
- 読了時間: 2分
鎌倉駅からバスで杉本寺へ。鎌倉最古の寺院にふさわしく歴史の色濃い本堂へ上り、行基作の十一面観音を鑑賞。
クレソンや西洋からし菜咲く滑川沿いを歩き、報国寺へ。竹の庭には入りませんでしたがタケノコは見られました。
華頂宮のバラはまだ咲き初め。裏の沢沿いでは豪華なマルバウツギの自然の花束を愛でることができました。


杉本観音の苔むした鎌倉石の石段。横道を登ると本堂へ。

密教系にふさわしく鎌倉の他の寺以上に古色蒼然とした本堂内。内部では撮影禁止。

本堂を左に上ると山の向こうに富士山。さらに奥まで登ると何と民家があり、小さな鯉のぼりが泳いでいた。

杉本寺を降りて滑川沿いを報国寺へ。途中でセグロセキレイを発見。よくいるハクセキレイと似ているが、こちらは顔が黒い。川の中流に住む野鳥。鎌倉では珍しい。

歩道の片隅にはニホントカゲがちょろちょろ。しっぽが青いのはまだ幼い個体だ。

葉っぱの中にいたのはキホシテントウ。同じ色だが上がオス。

報国寺内の小門の檜皮葺の屋根に咲いていた着生ランのセッコク。風情を求めて植えたと思われる。

境内の通路わきに一輪だけひっそりと咲いていた、山野草のイカリソウ。錨の形が特徴。

旧華頂宮邸では、イロハモミジの若い実が色づいていました。成長すると緑変し秋にはまた赤く紅葉します。

横のせせらぎ沿いには真っ白な木綿のハンカチのようなマルバウツギ。初夏の鎌倉を代表する清楚な花

バス停近くで見つけたタツナミソウ。泡立つ波しぶきのように一方向に向かって咲く。山道では時々見かける。浄妙寺には白いタツナミソウがある。

蜜を求めてオオムラサキ(つつじ)の花に飛来したコマルハナバチ。太ももには大きな花粉団子。全身にくっついた花粉をここにまとめて巣に持ち帰り幼虫に与える。

カフェの手前にはアヤメの群生。ガイドマークの白い模様が網目なので「アヤメ」。
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