top of page

2024年11月円覚寺で小さい秋見つけた

  • yoshidanaturalist
  • 2024年11月10日
  • 読了時間: 2分

本格的な紅葉はずっと先ですが、円覚寺にはほんのりと秋の気配が。先月見られなかったホトトギスやシュウメイギクを堪能でき、池では久々にカワセミに出会えました。塔頭を巡ってサネカズラ実る黄梅院まで足を延ばし、最後はリンドウ咲き誇る東慶寺へ。

龍院庵のイロハモミジが一番先に色づいていました。


花の塔頭「松嶺院」入り口を飾る野牡丹。きれいではあるが牡丹とは縁もゆかりもないブラジル出身。


同じく松嶺院を飾る紀伊ジョウロウホトトギズ。以前は光則寺にもあった。


これはユキノシタの仲間の大文字草。花を見れば名前の由来がわかる。


遍路みちの墓地には鈴なりのカリン。実は喉の薬に、幹は床柱に利用される。


松嶺院名物の十月桜。八重の花弁が可愛い。今はほかの塔頭でも見られる。


次の塔頭、龍隠庵ではたくさんの茶ノ木の花がお出迎え。サザンカや椿と同属。こちらはひっそりと下向きに咲く。


階段を登っていくと台湾ホトトギスの隣に白いホトトギス。縦一列に花が並ぶのが日本のホトトギスの特徴だ。


龍隠庵の最上部で発見したのは仙人草の果実。もう数日たつと全体に毛が生えて仙人の髭らしくなり、風で舞い飛んでいく。


境内には修行僧が多く、駅前の中華料理店では食事をとる姿が見られる。


仏日庵近くの崖にはタンキリマメの実が。割れたさやからのぞく二つの「目」が愛らしい。


その傍らには「真珠のネックレス」と呼ばれるスズメウリがぶらさがっていた。


仏日庵奥の妙香池。向こう側の「虎頭岩」はよーく見ればそう見えなくもない。ここには時々カワセミがいる。


いた! 右奥の竹筒の上で魚を狙っている。背中の青とおなかの茶色はどちらも保護色だ。


別の日には入口の白鷺池にいた。こちらは下のくちばしがオレンジ色なので雌。


大方丈下の階段わきにそびえる広葉杉(こうようざん)。中国南部原産のヒノキの仲間。杉やヒノキより成長が早く20~30年で伐採できるという。


最後は東慶寺のリンドウ。境内のあちこちに群れ咲いていた。





















 
 
 

Comments


Recent Posts
    bottom of page