2024年10月英勝寺で彼岸花の大群生を鑑賞
彼岸花の群生があまりに見事だったので、明王院から光触寺という予定を変更して英勝寺へと歩きました。
大功寺でコムラサキやフヨウを見て寿福寺方面へ。途中住宅街の奥で大規模な鎌倉遺跡の発掘調査の現場を発見。
残念ながら撮影禁止だったので写真は載せられません。寿福寺墓地で高浜虚子、北条政子、源実朝の墓を訪れ、
目指す英勝寺へ。満開の彼岸花やジンジャーリリー、ミヤギノハギが満喫できました。
大功寺の水盤に「顔」を並べていたオモダカ(面高)。昔は田んぼの雑草といわれたが、家紋にもなっている。
寿福寺裏の谷戸にはまだタマアジサイが開いていました。
墓地の奥にひっそりとたたずむ高浜虚子の墓。命日にはファンが線香を上げに列を作る。個人的に好きな句は
「蓼科に 春の雲 いま動きをり」
珍しいスズメウリを発見!!花も実も小さくて愛らしい。カラスウリとはずいぶん違います。
これはスズメウリの実のアップ。もう1週間もすると白くなり、真珠のネックレスのように垂れ下がる。薄い葉もかわいらしい。
英勝寺の門には徳川家の三つ葉葵と太田道灌家の桔梗を組み合わせた寺紋が。「彼岸花 見頃」の張り紙がうれしい。
入った瞬間目に飛び込んでくる彼岸花の群生。今年は特に見事だという、夏は地上に出ず地下で栄養をたくわえているため、猛暑の影響を受けていないのかも。
彼岸花の間に咲いていたクコの花。赤い実は杏仁豆腐の上によくのっている。
白花もある。赤い原種と黄色いショウキズイセンの交配種とも突然変異種ともいわれていて正体不明。
山門の前には酔芙蓉が満開。気温が25度を超えていないので、昼近くでもあまり赤く染まっていない。
ふと見ると足元にムベの立派な実が!! 常緑のアケビで、実は普通のアケビのように紫色になり食べられる。
仏殿の中には運慶作といわれる阿弥陀三尊が。
猛暑の影響かやや弱弱しいミヤギノハギ。それでも一生懸命咲いていた。
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