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2024年4月桜満開の源氏山公園に登る

開催を第一週に変更した効果がうまく出ました。例年見られなかった満開の桜を今回は思う存分堪能できました。遠望する山のあちこちに白い大島桜、淡いピンクのソメイヨシノ、ピンクが濃い山桜と3種類が揃い咲き。優美な八重紅枝垂れや可憐な一重の紅枝垂れ、春にも咲く十月桜なども見られました。小さな棚田ではなんと狸が出現。モミジイチゴの白い花も咲き、鎌倉の自然の豊かさを実感できたウォーキングでした。



途中の休耕中の田んぼに群生していたタガラシ。噛むと辛いので「田辛子」稲の生育を妨げるので「田枯らし」野に説あり。キンポウゲ科特有の発色のいい黄色。


山裾に咲いていたニワトコの花。葉は山菜にもなる。骨折直す漢方薬が取れるので「中国では「接骨木」と呼ばれ、ハリーポッターでは最強の杖の材料になる。


瓜ケ谷に残るミニ棚田。奥には結構大きなやぐら群があるが、通行止めになり入れなくなってしまった。左端に置いてあるのはタヌキ捕獲用のワナ。市役所で無料貸し出ししている。


ワナのすぐ近くに現れたタヌキ君。しばらく様子をうかがって竹やぶの奥に消えていきました。捕まらなくてよかった!!


出ました!ウラシマソウ。腐ったキノコの臭いでハエを呼び、落とし穴に誘い込んで受粉の手伝いをさせる知恵者。秋には真っ赤な毒々しい果実ができるが、実際に有毒。釣り糸の役目は不明だが、歩いている虫を誘いこむのかも。


あの時よく見えなかった人はこの写真で確認してください。雄株の花の付け根にはキノコバエが脱出するための穴が、ほら。


源氏山手前の細道で見たシラユキゲシ。日本的な名前だが中国原産でお寺の裏などによく咲いていた。最近は減っているらしい、


源氏山公園に到着。満開の桜と花弁が大きい肥後椿を眺めながら花見をしているグループがあちこちに。東京と違って混んでいません。


葛原岡神社の入り口の池でミシシッピーアカミミガメが仲良く甲羅干し。日光を浴びないとビタミン不足になるそうです。昔、縁日で売られていたミドリガメが逃げ出して繁殖したのがこの亀たち。


境内にあるご神木の無患子(ムクロジ)から落ちた果実。中の黒い種は羽根つきの玉やお守りに使われます。今年は大豊作であちこちに落ちていました。


駐車場からの遠望。右が横須賀、左が横浜方向。ここからだと家がほとんど見えず山深い雰囲気。曇りでも結構きれいでした。


あちこちで頭上からぶら下がっていたキブシの花。これは中に緑色のめしべだけあるので雌花。黄色い葯の押し葉があれば雄花。雌花には緑色の果実が実る。


銭洗いから下って行った角の葛切りの行列店前に咲く紅枝垂れ。花弁5枚の一重なのですっきりと可憐な印象。

















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