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2024年1月初春の長谷寺で冬至梅を愛でる

好天に恵まれて2024年がスタート。早くも開き始めた紅梅や白梅を求めて収玄寺、御霊神社、由比ガ浜、長谷寺と散策。最後は国宝の大仏様が待つ高徳院へ。縁起のいい鷹(ノスリ)が見られた日もありました。


まだ正月気分の残る長谷寺界隈。以前古民家カフェがあった場所(現在はトイレ)には白い台湾椿が満開でした。


可憐な紅梅はあちこちで開き始めていました。これは長谷寺の池のほとりの紅梅。


この白梅だけ五分咲きくらいまで開いていました。長谷寺名物の冬至梅。例年冬至ころ開きますが今年は年明けに開花。


これも長谷寺。早咲きの河津桜が超早咲きで開いていました。大島桜と寒緋桜の交配種なので、ソメイヨシノよりも色が濃く花弁が大きい。


これはちょっと珍しい「蠟梅」。芯が赤く花弁が細いところが、よくあるソシンロウバイ(素心蠟梅)との違い。


高いところに希少な子福桜が満開でした。めしべが二本あり、受粉すれば果実(子供)が二つできます。小さいながら花弁は30枚以上!


優雅に泳ぐ鯉。写真ではわかりにくいのですが、左の鯉は鮮やかな銀色で尾が長く優美なお姿。


クラフト年賀状の「龍」のひげと脚の材料がこれ。メスのソテツの木に生える棘状の部分です。赤い果実は有毒ですが、飢饉の際には毒を抜いて食べられていたそう。


丸いイチゴ、ではなくサネカズラの実が食べられた後に残る芯。


不意に現れた野鳥はイソヒヨドリ。濃いブルーグレーの背中と赤茶色のおなかがおしゃれ。鎌倉や大磯など海の近くに暮らしています。鳴き声は鮮やかな美声。


御霊神社の社殿横にある古い額。中身はいったい何でしょう?


答は弓の的。昔、境内で開かれていた弓の腕比べで見事命中した的を飾ってあるそうです。的の下には射手の名前が。近くにある力餅屋の先祖の名前もあるとのこと。近くにいた地元の関係者が教えてくれました。


御霊神社から由比ガ浜へ。アニメのシーンのような「路地の向こうに見える水平線」は鎌倉ならではの切り取られた風景。


由比ガ浜から遠望できた大島。意外に近く大きく見えます。拡大するとわかりますが、手前の岩に休んでいるのは黒いカワウたち。


おなじみの国宝、鎌倉大仏。よーく見ると、目じりと頬に金色の名残があるのがわかりますね。今は青銅の色が出ていますが、創建当初は全身に金箔をまとっていました。











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