2022年1月早咲きの紅梅を探して荏柄天神社へ
正月の空気がまだ残る鶴岡八幡宮へ、人の少ない平家池口から入り、寒椿を愛でながら一周して源氏池へ。常連のオナガガモやヒドリガモに混じって真っ黒なオオバンが首を前後に動かして泳いでいました。奥の池でカワセミをチェックしながら荏柄天神社へ。お目当ての紅梅は、初春の空に平安の紅をさすように開いていました。
大功寺の庭に色づいていた万年青(おもと)。きれいな実より、葉の色や形を見るのが本来の楽しみ方。江戸時代は大名から町人までが、その魅力に熱を上げた。
クリーム色の万両。赤くないとなんとなく物足りなく、感動は5千両くらいか。
上はクイナ科のオオバン。顔の白さが目立つ。手前のユリカモメは可愛い姿に似ず悪食で荒っぽく、白いカラスといった風情。
奥の池でカワセミを発見。風で枝が揺れても頭はぴたりと静止して視線を保ち、小魚を見つけるやコバルト色の矢と化して飛んでゆく。
花の蜜を探している甘党のメジロ。文字通り目の周りが白い。三宅島には固有種の「目黒」が生息している。
ネズミに似ている台湾リス。台湾から大島、本土と移動して今では有害外来種に指定されているが、責任は連れてきた人間の方にある。
荏柄天神社の拝殿に開いたばかりの白梅。奈良時代に渡来した実梅の血を引いていて香り高い。
これがお目当てだった早咲き紅梅。拝殿右に一分咲き?程度にほころんでいた。梅は老木ほど風情があり、咲き始めほど可愛いと言われる。
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