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2022年6月アジサイを愛でながら苔寺・妙法寺へ



妙法寺の仁王門前には見頃の西洋アジサイが。門の向こうが苔の美しい石段。


大功寺の奥に咲いていたイワガラミ。ツルアジサイと異なりがくは一枚。スプーンのようで可愛い。本来は箱根など山あいで見られる。東慶寺のイワガラミは3年前から非公開なので貴重な一株だ。


妙本寺で西洋アジサイの上に乗った(?)日蓮さんを発見。日蓮宗の寺名には「妙」と「本」の字が多く、宗祖本人が開山だからか、妙本寺では両方とも入っている。


いま「鎌倉殿の13人」で注目の比企能員と一族の墓。墓前の花は右が園芸種の額アジサイ、左がちょっと珍しいバイカウツギ。

梅花空木(バイカウツギのアップ。名前の由来は花が梅に似ていて、枝を切ると中が穴(空ろ)だから。これがアジサイ属とは、驚く。確かに「花びら」はアジサイ同様4枚だが?


途中立ち寄った八雲神社で木に登るテイカカズラを発見。鎌倉の谷戸に多いツル植物でねじれた花の形は同属の夾竹桃によく似ている。秋になると長さ二十センチになる細長い実をつけ、タンポポの数倍はある巨大な綿毛が飛び立つ。


妙法寺入口に咲くサツキ。入口は小さく通りからは見えないので、ちょっと隠れ寺の雰囲気アリ


境内に入ると紅白二色咲きのシモツケ草がお出迎え。桃や梅にも時々見られる「源平」咲きだ。


本堂手前には鮮やかな紫の「ダンスパーティ」が開花。良く似た「墨田の花火」同様ガクアジサイから創られた園芸種



半夏(6月上旬)の頃花(手前の穂)の付け根の葉が真っ白になるから半夏生(ハンゲショウ)。花と言っても花弁がないので、この時期だけ目立つ白に変わって昆虫を呼ぶ。全部白くならないので「半化粧」だと思っている人もいる。



上から見た苔の石段。微細な空洞が多い砂岩系の鎌倉石で作られているので水分を蓄えやすく苔にとっては最高の生息条件となる。階段が苦手な方には下で待っていてもらいました。





鐘楼脇の階段を上ると日蓮が住んでいた松葉谷小庵跡が。当日は登らなかったので写真でご紹介します。


さらに山頂まで頑張って登れば、この「護良親王の墓」が。近くにもう一つ宮内庁が管理する墓があります。


頑張って山頂まで登ればこんな感じで相模湾が遠望できました。


石段からの帰り、境内奥にトビを発見。地上で見るとドキッとするほど大きいですね。























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