2021年9月 宝戒寺から海蔵寺に変更しました
- yoshidanaturalist
- 2021年10月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年10月10日
宝戒寺は名物の白花萩がまったく咲いていないため、二種類の萩が咲いている海蔵寺に変更。秋の七草を探して歩きました。
海蔵寺入口ではブライダル関係の撮影に出会いました。本物ではなくモデルさん。階段の両脇に萩が満開。

大功寺入口では可憐なコムラサキがお出迎え。中には白式部もありました。

秋の七草、発見第一号はオミナエシ。もっと地味な色のオトコエシもあります。

ちょっとピンク色のシュウメイギク。園芸種では八重咲きの者もあります。中国では墓地に植えられたとか。

大功寺の池にはオモダカ(面高)のユニークな形の葉が。米作では邪魔な雑草扱いですが、家紋にもされています。

ツユクサの栽培種「大帽子花」。花弁が大きく、大量にとれる青い汁は友禅染の下絵描きに使われる。

名刀正宗ゆかりの稲荷社手前で見つけたエノキの実。食べたら懐かしい干し柿の味! 夏の青い実は竹鉄砲の弾にした。

扇ケ谷の民家に咲いていたジンジャーリリー。花弁は食べるとほんのりと甘いショウガの味と香り。
狛犬さんもしっかりマスク装着。赤いマークは鳩を八の字にデザインした八幡宮のシンボル。

まだ咲いているのはタマアジサイ。例年は10月まで次々に開き、長期間昆虫の訪れを待っています。

海蔵寺入口に着くと、しだれて咲く宮城野萩が階段をふさぐほどに咲いていました。これも秋の七草ですね。

境内に入ると紅白二色の花が咲くニシキ萩が満開でした。

境内には大きなフヨウの花もちらほら。

十六の井へ行く途中、秋海棠が咲いていました。上の花はオス、下の花はメスです。

庫裡の前には秋の七草のキキョウ。五本のおしべは花粉を出していますが、マッチ棒のようなめしべはまだ開いておらず、同じ花の花粉を受けないように避けています。(受けると弱い子孫が出来てしまうので)
帰路、横須賀線沿いでたなびいていたススキの花。これで今日は七草のうち4つを見られました。クズとフジバカマ、ナデシコは未発見。後日寿福寺でフジバカマらしき花を見つけました。
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