2021年6月 極楽寺から稲村ケ崎へ
今年はまだ梅雨入り前。いいのか悪いのか夏の日差しの下でのアジサイ鑑賞となりました。
極楽寺門前の西洋アジサイ。装飾花をそっとかき分けたら、本物の小さな花が隠れていました。
駅前のトンネル。拡大すると、江ノ電の左の崖には野生化したアメリカ朝顔の群落が見えます。
見た人は少ないと思いますが、駅横のケーブルを台湾リス君が疾走していました。たまにかじることも!!
極楽寺境内の色合いオシャレなガクアジサイ。中心の粒のような花を装飾花が額ぶちのように囲むから「額」あじさい。
出口横に咲いていたハート形のあじさい。時々ありますが、これは完璧!
極楽寺本堂裏にひそむ毒の実「シキミ」。葉は甘いお香のような香りで、京都あたりでは墓前に供えられる。
極楽寺中庭に咲いていた野草「チダケサシ」。昔はこの硬い茎に山で採った乳茸を刺して持ち帰っていたという。
近くの電線でツバメが2羽休憩中。尾羽の長い右がオスで短い左はメス。夫婦協力して巣のヒナに虫を運んでいました。
鎌倉に多いウズアジサイと成就院の石段。数年前までは階段両側はアジサイの森でしたね。いまは復活目指して整備中。
石段手前から由比ヶ浜と材木座海岸を望む。遠くの白い塔は逗子市との境にある鎌倉市のクリーンセンター。
成就院境内で、何とケイワタバコを発見。本堂左の低い位置に数株。可愛い星形の合弁花を咲かせていました。
稲村ケ崎途中の斜面に開いていたホタルブクロ。昔の子供のように一度ホタルを入れて遊んでみたい。
路地の向こうに、光る相模湾が見えてくる。鎌倉ならではの風景。稲村ケ崎はもうすぐです。
ちょっと雲がかかっていたけど、よく見ると江の島の右に富士山の上半分が見えていました。
公園入口ではスカシユリがお出迎え。上向きに咲くから雨が溜まらないように花弁の付け根が細くなっていて、向こうが「透かし」て見える。
稲村ケ崎公園で色づいていたのはヤマグワの実。生食やジャムでおいしい。山では熊の大好物。
公園外側にはカジイチゴの実。ラズベリーに姿も味もよく似ていて、棘がないので採りやすい。
展望台の草むらで四つ葉のクローバー発見。ありそうな場所を全員で探したら1分で見つかりました。
崖の上に自生していた山百合。カサブランカなどの原種です。食べる「百合の根」もこれです。
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