2016年11月名越切通しからまんだら堂跡へ
好天のもと、鎌倉駅からバスで逗子の幽霊トンネルを抜け、名越の切通しへ。山道は以前より整備されたものの健脚でない我々にはややハード。艶が美しい両面シダが茂る道を何とか登り、迫力ある切通しへ。秋も深まり、赤や青、オレンジ色の木の実を楽しみながら特別公開のまんだら堂跡へと向かいました。かつての神秘的な風景は公園風にすっきりと整備され、展望台からは相模湾が一望です。足元に広がるマンションのような4階建てのやぐら群は世界遺産級? 一息入れて大町へ。鎌倉十井の中で一番見つけにくい銚子の井を探しながら歩き、名木の白サザンカ咲く安国論寺庭園を鑑賞して駅へと戻りました。今日はけっこう歩きでがありましたね。(終了後は駅至近の隠れパスタの店で会食。)
カラス瓜の実の中には、打出の小槌そっくりの種が。財布に入れておくとお金が増えるという。
鎌倉時代、三浦へと通じていた名越の切通し。下から上がると、ごらんのように迫力あり。
切り通し脇の平場で見つけたアキグミのつぼみと花
近くで見たやぐら群。ブルーシート奥はまだ調査中?
大町で見た野草アオツヅラフジの実。青から黒にだんだん濃くなる。
日蓮の井戸近くのトベラの実。実は粘液に包まれていて、つついた鳥の顔にたくさんくっついて運ばれる。