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2023年11月 大船フラワーセンターで菊花展を鑑賞

11月下旬まで開催中の菊花展を訪ねました。ボリュームたっぷりの厚物や繊細な管物、ダイナミックな懸崖、芸術的な盆栽仕立て、ユーモラスな福助などがそれこそ百花繚乱でした。バラ園にも豪華なハイブリッドティや花束のようなフロリバンダなどが咲きほこっていました。熱帯植物館ではハイビスカスやスイレン、バナナや食虫植物の花も観察。終了後はバスで大船駅へ。

最近あちこちのお寺でも見かける花手水(はなちょうず)。菊づくしでインスタ映えはバッチリですね。


駅を出てすぐの柏尾川で見かけたカワセミ。背中の色は上空のタカに見つからないための保護色。水面の青に似せています。魚を捕ろうと飛び立ちましたが、みごと失敗。


同じく川にいたダイサギ。身長1m弱で、よく見るコサギの約二倍。S字に曲がった首は、魚をとらえるときにはビューンと伸びます。


当初は全身像が計画されていた大船観音。資金不足で座像に変更しましたが、これも崖上では不安定なイメージ。なので最終的には胸像に変更したそうです。


フラワーセンター入り口ではカラフルな鎌倉野菜が販売中。これで500円なので買った人が多かったようです。・


いよいよ菊花展。入り口は人気の厚物。花の下に花びら(走り弁)が出ているので「厚走り」と呼ばれています。


こちらは花弁が管のように細いので管物(くだもの)。手前の菊は花弁が細いので細管(ほそくだ)という品種になります。


平たい菊は一文字。皇族の菊のご紋章のモデルです。ご紋章の花弁は16枚ですが、これは15枚。やはり16枚が最も美しいとされているようです。


次はバラ園。中輪株立ちのフロリバンダ系は自然な感じでイングリッシュガーデンに最適。


20年前に作られたモダンローズの「鎌倉」。黄色くて棘がないのが特徴です。「きれいなバラでもとげがない」ですね。


カエデの紅葉に先駆けてフウの葉の紅葉が始まっていました。5つにさけている葉は北米原産のモミジバフウ。3つは台湾のフウ。それぞれの実も落ちていました。


花に見えるのはカンレンボクの実。この木の成分から抗がん剤が作られます。珍しい樹木ですが金沢八景の称名寺にも一本立っていました。



奥の大木はカンレンボク。手前はハロウィンで置かれたお化けカボチャ。いくつかはカラスがつついた穴がありました。


熱帯植物館にはスイレンが花盛り。和名を未草(ヒツジグサ)といいます。だいたい未の刻(15時ころ)に咲くからです。


































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